原点の風景。

こんにちは！

お盆をすぎるとやはり暑さの質も違って感じますね。

そして極端な雨、各地で大きな被害をもたらしております。

今年の夏は本当に雨が多かった印象です。

さて、週末は色々あったんですが今日はちょっといつもと趣のちがった話題で。



‘‘実は少し前から連絡は受けていたんですがなかなか立ち寄る機会がなかったんです。”

唐突に何の話しかと申しますと、写真の場所のお話です。




写真をご覧になられてもまぁお分かりにはなられませんね。

この古い長屋の建物は実は弊社の創業の地なんです。

先代社長、僕にとっての亡き祖父の自宅でして大阪は生野区の某所とだけ言っておきましょう。(笑)

この地で現社長の僕の父や叔父達の兄弟で箔押し印刷、ホットスタンプ加工を始めて昭和34年に有限会社生野工芸として法人化いたしました。

典型的な長屋作りでお世辞にも「こうば」とも言えないスペースでしたが、まぎれもなくここが弊社の創業の地であり今日のタイトル通り原点なんです。

昭和44年に事業の拡大と共に現在の東住吉区に移転はしてきました。

ちなみに現在も創業時の屋号である(有)生野工芸は法人として存在し、テクノワークスと同じ場所で看板をかかげております。↓



最盛期にはホットスタンプ・熱転写印刷・シルクスクリーン印刷・パッド印刷・超音波溶着など、小物の化成品に対する印刷に特化して手広く事業を展開しておりました。

現在は転写の領域からフィルムラミネートの領域に移行しラミネートプレートの加工一式を中心に手掛けるようになりました。

そんな弊社の礎となったのがこの古ぼけた小さな長屋なんです。

実はここは借家でして祖父亡き後、親族が入居し弊社で管理しておりました。

しかしここ数年、入居するものがいなくなって借家契約も取りやめとなりました。

そんな折、この建物が取り壊され更地になるとゆう連絡が社長（親父殿）のもとに入ったそうです。

そうですと書いた通り直接は話してはもらえておりません。

父なりに色々と思う所がある建物でもありますし、親子と言えど聞きにくい事もございますので。

もう中には入れないんですが、僕としても祖父の家とゆう事で子供の頃によく遊びにもきましたし取り壊される前に是非ともこの目で見ておきたかったんです。

金曜の夕方に少し時間ができ、この地の近くに用事ができたので思い切って寄ってみました。

「まだ取り壊されていないだろうか。。。」一抹の不安はありましたがまだ着工されていなかったようで無事写真に残すことがかないました。

決して大きく誇れるほど会社として発展している訳でもなく、まだまだ途上の状態です。

「原点をしっかり見つめて上を向いて頑張ろう。」ふとそんな事を思った次第です。

あまり業務とかけ離れた事を書きたくはありませんでしたが、何事にも始まりがあり弊社にとっての始まり・原点の地はこの場所でこんな風景だったとゆう事を記録したくなったんです。

本日もお付き合いいただき有難うございました。(｡_｡)ﾍﾟｺｯ
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