ミラー調装飾板?~アルミ樹脂複合板ダイレクトミラーフィルム加工~ |
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2018年 06月 23日
こんにちは! 今日は土曜日ですが、ちょこっと待ち時間ができたのでブログを執筆なう。 今回は貼りもん、打ち抜きもんともに珍しいタイプです。 まだ試作案件なので、具体的な用途は伏せてお伝えさせていただきますね。 まずは打ち抜いた形状から。↓ これで約325Φ位の円形です。 ご覧いただくと中心にも穴が開いてます。 外径は楽勝なんですが、中心の穴が実に厄介でした。 さて、今回の素材ですが、ベースは2.0㎜厚のアルミ樹脂複合板です。 発泡樹脂をアルミ箔でサンドイッチしてできている素材です。 時折このブログにも登場しますが、うちでは主に補強板として使ってます。 今回はこの複合板に直接ミラーフィルム(MP-T)を加工とのご依頼です。 この貼りもんのポイントは後々説明するとして、まずは打ち抜きから。 外径と内径の打ち抜きは時折行いますが、トムソンで綺麗に加工できる素材や厚みはかなり限られます。 硬質板(PETやPVC)なら、0.5㎜厚から1.0㎜厚が限度です。 プレス金型であれば2.0.㎜も可能な場合もありますが、これぐらいの大きさのセット型はかなり高額になり、あまり現実的ではありません。 ただ、今回は中心が発泡樹脂です。 硬質板とは条件が違いますので、抜型屋さんと相談です。 事前に生地の端切れを渡して小さな径の丸型で試し抜きしてもらいました。 単に打ち抜けるかだけではなく、抜きダレの様子や抜き方の処理の方法も色々知恵を出してもらいました。 結果、なんとか外径も懸案の内径穴も綺麗に打ち抜けました。 また、少々手間がかかる事になりましたが、抜きカスの処理も一応解決しました。 あとはお客様の評価待ちです。 穴周辺の抜きダレも綺麗に仕上がりました。 さて、ここからは貼りもんの事で。 ちらっと上の写真でも確認できますが、ミラーとしての移りこみはかんなりイマイチです。 これはアルミ樹脂複合板の表面性が影響しております。 アルミ箔の上に白色の塗装をしておりますが、塗装の微妙なムラが鏡面性に影響しているわけです。 これ、もっとお判りいただきやすい写真を。 これは結局塗装ムラのせいでこうみえてしまう訳です。正直、このままではミラーとしては使いづらいですね。 今回の事例が少々特殊なんです。「正直、鏡としてではなく鏡面としの輝きがあれば良い」、そんなお客様の要望があるのです。 あ、申し訳ありませんが冒頭に書いた通り用途は申し上げられませんのであしからず。 複合板の軽さと剛性、そこにミラー調の輝きが欲しい、そんな感じですね。 鏡としてはイマイチですが、装飾板として捉えていただければ他にも使い様が広がりそうです。 実際、過去に今回と同じく複合板に直接ミラーフィルム加工したものの採用実績もあります。 某U〇Jのアトラクション内部の装飾素材として。 短期間開催のLEDイベントでの反射板として。 鏡ほどの鏡面性はなくても使い様はあるということです。 アルミ樹脂複合板にはメッキや磨きをかけたミラーグレードがあります。 今回のようにフィルム加工品は、規制のミラーグレードの複合板よりもかなりコストメリットのある提案ができます。 但し、ミラーとしての鏡面性を犠牲にした用途にかぎりますけどね~(苦笑)
by numax0915
| 2018-06-23 18:11
| 事例紹介
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